スタッフインタビュー

女性にとって“働く”とは?

女性はそれぞれのライフステージで、キャリアの転換期を迎えることがあり、その意味もその時の状況によって様々である。
最初に出会った仕事を⻑く続けることもあれば、結婚や出産・子育て、また夫の転勤や親の介護などの理由での休職、ブランクがあることもあり、仕事を続ける中で、家庭とのバランスをとることに悩む女性も多いのではないだろうか。
今回、家庭を持ちながら働く女性の“ひとり”として、クリエイトスタッフ船橋支社でスタッフサポートとして活躍する、宮崎美栄さんにお話を聞いた。

宮崎さんは現在、病院に勤務する派遣スタッフのケアを中心に、悩んだり行き詰まっている方達のサポートをメインにした仕事を行なっている。
現在の仕事に出会うまでに、宮崎さん自身も医療の現場で様々な雇用形態で勤務してきた。

最初の就職

学生を終えてすぐ、運送会社に勤務した。
「大きいものを動かしたいと思ったことがきっかけでした。まだあまり女性のいなかった時代でめずらしかったと思います。」
そこで勤務していた時に結婚、22 歳で⻑女を出産した。
「出産後は退職し、しばらくは子育てをしていました。子供がかわいくて、子育てもとても楽しんでいました。」
はじめての子育てに、不安や苦労はなかったのかを聞くと、
「もちろん大変なこともありましたが、子供の行動をよく見て、“今はこうだから泣いてるんだ”とか、目が見えない頃からよく観察をしていました。すると、だんだんなぜ泣いたのかが泣き声でわかるようになってくるんです。そうなると面白くなってきて、子育てを自分なりに楽しんでいましたね。」
⻑女が2歳の時に仕事復帰した。
しゃべりはじめたかわいい盛りの子供と一緒にいたい気持ちも強かったが、それと同じくらい仕事をしたい気持ちもあったという。
「わたしは仕事が好きで働いていたいんでしょうね。それに、仕事をしている時は、ある意味では自分の時間でもあるわけです。そうやって子育てとのバランス をとりながらやっていました。」
近くにいた両親を頼ることはあまりしなかった。時々は力を借りることもあったが、子育てを楽しんでいたし、なるべく自分で手をかけた方がいいと思った。

復帰してすぐの仕事は⻭科助手。⻑女を保育園に預けながら勤務した。 そうやって子育てと仕事を両立し、家族の支えもありながら過ごした。
まだ小さい⻑女を預けながらの仕事復帰は苦労もあったのではないかと聞くと、「何をもって苦労とするかだと思いますが...、小さい頃は離れたくないといって泣きますよね。すごく辛かったんですが、お母さんは仕事が大好きで行きたいから、○○ちゃんも保育園でいっぱい遊んできてねって言って。そうすると、“あ、ママ楽しんでるんだ”って思ってくれて、泣かなくなるのです。」
子育ても少し落ち着いた頃、転機があり、フィットネスのインストラクターに転職。
「たまたまいろんなジャンルで募集広告を見ていて、なんか楽しそうって思ったんです。身体を動かせられるし、自分も鍛えられるし。入ってみると研修もあり資格もとりました。私はじっとしていられないタイプなんですよ。会員さんとのやりとりも楽しく、毎日充実してとても楽しかったです。」
働くことについて、ご主人の理解や協力はそれほど多くはなかったという。「主人は仕事はしなくてもいい、だけどしたいならしてもいいよ。と言っていました。でも子供が大きくなるまでは送り迎えなど時間の制約があり、なかなか大変でしたね。」
今では⻑女が来年成人を迎える年齢になり、時間に縛られることもなく、仕事も充実してとても楽になったと話す。
「働くママってすごいなって思うんです。自分もその経験をしたからこそ、今は働くお母さんを応援したい気持ちがあります。」

家事の負担なども宮崎さんは自分なりのルールで乗り越えた。仕事もしたいとなったら、家事も完璧にこなそうとするとどこかで限界がきてしまう。家族も自分も笑顔で楽しくいるために、“ある程度のところまでできていればいい”というように割り切りながらの毎日だったという。
「家のことも専業主婦時代は毎日掃除してって...、そんな風にやっていましたが、完璧にやらなくてもなんとかなるって思えるようになりました。わたしは “まいっか方式”なんです。」
----女性は家事をきちんとこなせていないと、どこかで自分を責めてしまうようなところもあると思うのですが?
「仕事に就業している間は絶対手を抜きたくないし、抜いてはいけない。だったら家庭で手を抜くしかないですよね。(笑)完璧にやらないとダメだって言う人もいますよね。でもそれはどこかで限界がくることもあるんじゃないでしょうか。家族の協力も必要ですよね。」
宮崎さんの仕事の大きなブランクは子育て期間の3年ほどだけ。それほど外に出て働きたいと思っていた。

看護助手としてのクリエイトスタッフとの出会い

その後、クリエイトスタッフとの出会いがある。
「最初、入院センターの受付の募集を見て応募したんですが、埋まってしまいましたといわれて。でも他の募集もありますよとお声がけいただき、話すうちに「看護助手の方が向いてそうですね」と言っていただいたんです。ただ、いただいた看護助手の仕事は朝からお茶を配ったりする仕事があるため、朝が早かったんですね。それで“家族と相談します”といったんお返事して、家に帰って話してみると、家族も“いいんじゃない!やってみなよ!”と言ってくれて。それで飛び込んでみました。」
宮崎さんははじめて飛び込んだ看護助手の仕事がとても楽しく、やりがいがあったと話す。
一方で、辛い経験もあった。
「私が入ってすぐ患者さんが亡くなってしまうことが続き、それが本当にきつかったですね。周りの先輩や看護師さんたちはどうやってモチベーションを保っているのかと思うことがありました。看護助手は患者さんと接点が多いので、色々とお話を聞かせてもらう中でだんだんわかってくるんですよね…。でも自分なりに考え方を変えて、この方は全力で生きようとして頑張ったんだよなと思うと、お疲れ様でしたと思えるようになってきました。そこから切り替えられるようになりました。辛いけど、たとえ短い期間でもお世話をさせていただく中で、どこか家族だったような気持ちになるんですよね。」
また、印象的な出来事もあった。
ある時、入院中の患者さんが看護師に訴えていた。話を聞いてみると、食事を指差して「こんなの食べられない」と言う。食事を見てみると、ペースト状になったものだった。
「ペースト状になっちゃうと食欲って失せるじゃないですか。でも当たり前ですがその方の身体のことを考えて用意されたものなんですよね。」
宮崎さんはその時、持ち前の機転をきかせて行動を起こした。
「その方がなぜ食べたくないかをよく聞いた上で、“これ作った人すごくないですか!ほら、匂いを嗅いでみてください。メニューにほうれん草のおひたしって書いてあります。ほうれん草の匂いがしますよ”と、言ってみたんです。そうするとその患者さんが“本当だ”と言って…。“ちょっと食べてみませんか?”と言うと、しぶしぶ口にしてくださったので、“どうですか?”と聞いてみると、“おいしい”と言ってくれたんです。その方は回復がわかっている患者さんだったので、“一生でなかなか食べられるものじゃないですよ!”と励まして、“食べ終わった頃にまた片付けに来ますね”と伝えました。すると、しばらくしてその方が“美味しかったよ、ごちそうさま”といって、自分からお盆を下げに持ってきてくれて。嬉しかったですね。そういうやりがいが大きいです。すごくいい経験になりましたね。」
看護助手の仕事は資格がなくても働けるので、20代から60代まで幅広く、色んな年代の方が活躍している。また、患者さんが退院する時に、ご家族の方も一緒になって「ありがとうございます」と声をかけてくれることがあり、嬉しかった。先生や看護師にも、仕事として頼まれた当たり前のことをやっているだけでも御礼を言われることが多く、宮崎さんはやりがいを感じながらいきいきと働いた。

“知・好・楽”

宮崎さんのお話を伺う中で、こんな風に前向きに仕事を楽しいと思える秘訣を聞きたくなった。すると、こんな答えが返ってきた。

「私の基本的なスタンスに“知・好・楽”という言葉があります。
私はこの言葉がとても好きで、仕事に例えると、“仕事の知識がある人は仕事を好きな人にはかなわない、仕事を好きな人は、仕事を楽しんでいる人にはかなわない”ということなんですが、結局、“何事も楽しんでいることが一番”だということなんです。私は何でも楽しんでやっているので、とても勇気づけられる言葉だと思っています。例えば、知識をもっていることはもちろん仕事においてとても大切ですが、知識があっても何か気持ちよく仕事していない人より、未経験で資格をもってない人でも、いつも笑顔で楽しく仕事に向き合うことの方が大切だと感じるのです。私はこの言葉を一生大切にしていたいと感じています。」

挫折から得た経験こそ糧になる

宮崎さんは当時、看護助手の仕事にとてもやりがいを感じていたが、ある時からリウマチのような症状が出てしまい、シーツの交換などができなくなってしまった。
そこで、営業の方に相談し、医療事務の方に転向させてもらった。
しかし、そこで宮崎さんは大きな壁にぶつかることになる。
「もともと他と比べて業務が細かい部署で離職が絶えないとは聞いていたのですが、覚えたつもりだったことが覚えられなくてミスが続きました。」
なぜこんな風にミスが続いてしまうのだろうともがいた。自分なりに精一杯努力しているつもりだったが何かの歯車が狂ったように上手く進まない。苦しい日々が続いた。次第に笑顔が消えている自分にふと気がついた。
「営業の方や統括の方に“もうわたしはダメかもしれないです”と相談しました。クリエイトの方ってとても親身に話を聞いてくれるのですが、何回か話しているうちに限界を感じている自分がいました。」
ある時、朝起きるとどうしても身体が動かない。
「行けない」、そう感じた宮崎さんは、その日からしばらく休職させてもらうことになった。
「行かなくなってしまったことがとても心残りでした。でも、身体を壊す前に自分でなんとかするしかないと感じました。いつも自分は笑っていたのですが、まったく笑えなくなってしまい、“何でなんだろう?”と思って…。」
しかし、その経験は宮崎さんにとって大きな気づきを与えるものだった。
「あの時は本当にしんどかったですが、それがあったことによってすごく経験値があがり自分をよく知ることにも繋がりました。そしてそれが今の私の仕事に活きているんです。今は、“あの時辛かったことはこれだったんだ”と思うようになっているくらいです。学びがあり、日々勉強だと思います。」
宮崎さんはピンチはチャンスなんだと語る。
「何か今、辛いことがあっても「チャンス来た!」って思います。」
そうポジティブに語る宮崎さんだが、人間関係の苦しみも味わった。
はじめてクリエイトスタッフを採用した現場では、病院ではじめて、しかもたった一人、唯一の派遣社員として就業した。しかし、病院側のスタッフも経験がないため、なかなか受け入れてもらえなかった。
「職員の方も戸惑いがあったと思いますし、何もかも試し試しのような感じでしたが、私は休職させていただいた恩返しに、産休代替の1年間、ここで絶対に頑張りたいという思いがありました。」
宮崎さんは職員さんとの垣根をなくすために自分なりにできることを模索し、様々な面で努力した。
「自分から積極的に話しかけたり、質問をさせてもらったり。職員さんたちに受け入れてもらえるまで半年以上かかりました。そういう意味では大変なことも多かったですが、忙しい中でも私に仕事を教えてくださり、受け入れてもらえるようになってからはすごく良くて、私も嬉しかったです。」
そのような信頼関係を築くのは決してたやすいことではない。宮崎さんはとにかく仕事に関して、自分がいくら忙しくても、まず人に目を向けることを意識するようにした。さらに期限が迫っていることがあったら“できることはありますか?”と、声がけするように努め、今、優先すべきことを意識した。そんな風に小さな努力を続けるうちに、少しずつ信頼されるようになっていった。

これまでの経験を活かして

その後、現在のスタッフサポートの仕事へ声がかかった。
スタッフサポートという仕事内容を聞いた時、頭からその言葉が離れなくなったという。自分はこの仕事をやってみたいと強く思った。
「ちょうど娘が専門学校に進学したいと言った頃でした。学費が思った以上にかかったので、自分ももう少し稼がないといけないと思っていて…。そんな時、わたしに紹介したい仕事があると、クリエイトに声をかけていただいたんです。」
----宮崎さんにとってこれまでのご経験の集大成のようなお仕事ですね。
「めぐりあえたなと思いました。医療に携わる人はみんな魅力的です。病気や怪我で大変な思いをしてる方に自分から携わっていくってなかなかできないことですよね。辛いこともありますが、それ以上の喜びが直球で返ってきます。」
----スタッフさんのサポートで一番多い悩みはなんですか?
「やはり一番は人間関係の悩みですね。派遣の方って職員さんとの間で色々な差があり、孤立感もあるんです。仕事を教えてもらっても覚えられないとか、そういうことでつまづいてしまうんですよね。」
宮崎さんはこう続ける。
「何でもそうですが、例えば夫婦なんかでも、片方だけの話を聞いていても解決しないと思うんです。わたしは仕事上、スタッフさんのお話を聞きますが、クリエイトだけの話を聞いていても本質が見えてこないことも中にはあると思っています。もしかしたら誤解を招いているだけかもしれないって。思い込みや一方からの話だけによる情報は、問題解決にならないと思っています。みなさんそれぞれの考え方があるからです。」
「昔は派遣社員というのは即戦力であり、職員さんの手の届かないところをフォローする役回りでした。だけど、今は昔と違います。未経験でもOKだよというところがある中で、一番大変なのはやはり職員さんなんですよ。自分の仕事の合間に新しい方に仕事を教えて、3ヶ月くらい教えると、“自分には合わない”と言ってやめてしまう…。職員さんにしてみたら負担の連続なんです。そこでまた新しい方が入って、教えて…、その繰り返しの中で教えている職員さんの方も参ってきてしまう…。悪循環なんですよね。“どうせこの人も辞めるんだろうな”ってなってきてしまうんです。」
「また派遣スタッフの方も、例えば新しく仕事を始めるのにメモすら取らないという姿勢でいると、教えてくださる方との信頼関係を築くのはどうしたって難しいですよね。入社して3、4ヶ月経っていても、自分で調べられるようなことも調べず何でも聞いてしまうとか…。例えば、しばらく専業主婦でブランクがあったような方は、久しぶりの社会復帰ということもあり、仕事において“こうしたらいいのでは?”と機転が利かないパターンもあるんです。決してやる気がないわけではなく、気が回らなかったり、経験が少なく“思いつけない”というだけなんですよね。その場合、就業にあたって大切なことをほんの少しこちらでアドバイスするだけで、「ああ、そうか」となることも多いです。そうすると自分でどんどん情報を取りに行く感覚が戻ってくるんですよね。仕事を楽しむ喜びも生まれてきます。そのような時のお声がけはどんどん行なっていきたいと思っています。」

人生や仕事で大切にしてきたこと

最後に、様々な人生のステージでも働くことをあきらめず、自分なりに仕事に向き合ってきた中で宮崎さんが大切にしてきたことを聞いた。
「基本的には“どんなことも全て楽しむこと”だと思っています。もちろん、仕事は大変なことや辛いこともありますが、それと同じくらい喜びもあります。一度の失敗で辞めてしまうのはとても勿体無い。失敗してもそこでまた立ち上がって何度もやっていればいつか自分の目指す方向に行き着くのではないかと思っています。わたしは何度も失敗を繰り返してきましたが、だから今があるのかなと思っています。あきらめないでコツコツと積み上げることだと思うんです。でも限界を感じたらどこかで区切ることも大切ですよね。身体を壊してまで続けることなんて何もない。何か行き詰まったら自分と周りとよく相談して、決して無理をしないことだと思います。」
宮崎さんがスタッフとの面談でよく話すのは“小さい目標をもつ”ということ。仕事だけではなく、人生の目標でもいい。これを叶えたら次のステージにいけるというモチベーションだ。小さなステップ、今日1日何をやるかという目標をもって何事にも向き合うこと。そして自分へのご褒美も忘れない。
子供はいずれ大きくなって自分のところを離れていく。その時、ふと母親でもなく、妻でもない“自分”になった時、わたしらしくいるために今からできることは何か?忙しい毎日の中でも、時折そんな風に思うことが女性にはあるのではないだろうか。
「仕事って頼みあいの連続じゃないですか。そうゆうことを単純に喜びに変えられたら素晴らしいですよね。ちょっとの積み重ねだと思うんです。人にはかならず上昇志向があると思います。頑張ることは辛いことではなく、自分を高めていく方法のひとつで、人生を楽しむためのきっかけにもなると思うんです。」
----最後に医療業界の仕事に興味を持っている方にメッセージをいただけますか?

「様々な理由でブランクのある方も未経験の方も、医療事務と聞くとちょっととっかかりにくいというイメージもあるかもしれません。でも結局はなんでもそうですが、覚えることが違うというだけで初めてのことだから変わらないんですよ。誰でも最初は不安ですしね。」
「クリエイトスタッフはサポート体制がしっかりしているので、あまり不安がらずにまず1歩チャレンジしてみるというのも大切です。躊躇するより飛び込んでみる。看護助手の仕事も生きていく上での知識が身につくことがたくさんあります。ぜひ経験していただきたいですね。年齢に関係なく長く働けるお仕事です。人の役に立たない仕事は何一つとしてありませんが、役立っていることを直で実感できる素敵なお仕事です。」
宮崎さんは、仕事と家庭の両立を自分なりにはかるため、ひとつひとつその役割を区切っていくことを大切にしていた。母の顔、妻の顔、働く時の顔。そうすることでそれぞれの役割をずるずると持ち越さずに、自分のやりかたで様々なことに向き合ってきたという。
宮崎さんは、自分はいつも「幸せだ」と感じて生きてきたと話す。「どんな時も、幸せじゃないと思ったことは一度もない」ときっぱり言う。「幸せ」の概念は人それぞれ違って当然で、それぞれの幸せは全て尊いものだが、宮崎さんが「幸せと」言うのは、これまで苦労が何もなかったということではなく、色んな苦労や辛いことがあった中で、それらを前向きに捉えながら、自分の経験と知識に置き換え、それを幸せだと捉えることができる自分でいることなのだと感じた。

取材の最後に心に残ることを話してくれた。
「自然災害や環境の大きな変化がある現代に生きるわたしたちは、今生きていることは当たり前ではありません。当たり前に生きることができない方もたくさんいます。今日1日生かされていることを感謝して、できることに前向きに取り組むことだと思います。子供とは、たとえどんなに喧嘩をしても毎日「行ってらっしゃい」と「行ってきます」は必ず笑顔でいうようにしています。もしかしたら今日最後になるかもしれない。大げさではなく、そんなことをいつも心の片隅に置いて、今日1日を“楽しんで”過ごしています。」
2018年12月(取材・文:朝倉知子 写真:中村貴子)